参加者は41人。うち不明3人。前回と比べて少しだけ増えた。ちなみに前回は《嵐の目/Eye of the Storm》デッキで出て1-2ドロップった。
20 セレズニア(白緑)
スタンダードでも定番となった、《セレズニアのギルド魔道士/Selesnya Guildmage》《番狼/Watchwolf》《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》ら優秀クリーチャーを並べつつ《制圧の輝き/Glare of Subdual》で場を文字通り制圧して勝利するデッキ。後述のゴルガリでもこれらのカードをタッチしたデッキがあるが、《鉄の樹の拳/Fists of Ironwood》や《種のばら撒き/Scatter the Seeds》といったトークン大量生産カードを併せて使用している方をセレズニアに分類した。
純正2色が半数、残り半数が赤または黒をタッチしている。赤ならば《稲妻のらせん/Lightning Helix》《黒焦げ/Char》、黒ならば《化膿/Putrefy》《墓掘り甲のスカラベ/Grave-Shell Scarab》等が取り入れられているようだ。
9 ゴルガリ(黒緑)
豊富な単体除去呪文および《疫病沸かし/Plague Boiler》《屍の原形質/Necroplasm》によるリセットによって場をコントロールしつつ、《墓掘り甲のスカラベ/Grave-Shell Scarab》《ヘルドーザー/Helldozer》といったファッティで勝利する中速コントロールデッキ。展開力においてセレズニアには劣るが、全体除去を起動できればまず負けまい。
白の優秀カードをタッチした欲張りさんはわずか2名で、残りは全部純正2色。
4 ディミーア(青黒)
《叫び回るバンシー/Keening Banshee》《モロイ/Moroii》等による航空戦力で殴り勝つタイプ、《不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkable》によるライブラリアウトで勝つタイプ、それにタッチ緑して超巨大化した《禿鷹ゾンビ/Vulturous Zombie》でもフィニッシュできるタイプ、そして《嵐の目/Eye of the Storm》コンボで勝つタイプ、とバラエティに富むグループとなった。
しかし、セレズニアには展開力で圧倒され、ゴルガリには《悪夢の虚空/Nightmare Void》が刺さりまくり。現在のメタでは明らかに負け組だろう。
3 ボロス(白赤)
エクステンデッドでは大暴れなこの色も、《ロクソドンの教主》《信仰の足枷/Faith's Fetters》が氾濫するこの環境では勝ち残るのは困難だろう。対ゴルガリ戦でも、どのカードも乗り越えるのが困難なものばかり。有利なのはディミーア戦ぐらいか?そういうわけで(?)4ギルド中最も少ない人数となった。
1 白赤緑+黒コントロール
異色の4色コントロール。《光り輝く炎/Brightflame》によるリセット&大量ライフ獲得が主軸。フィニッシャーは《炎まといの天使/Firemane Angel》。ひょっとしたら《焼尽の瞑想/Searing Meditation》も入ってるかも。負けないことにかけては一級品なのだが、いかんせん勝つのに時間がかかりすぎ、時間制限のあるMO向きではない。
1 白赤緑オーラバトラー
勝手に命名。なぜなら使用者は私だからw 《オーラ掠りの魔道士/Auratouched Mage》と《ちらつく形態/Flickerform》のコンボや、各種オーラと《雲石の工芸品/Cloudstone Curio》のコンボで勝つデッキ。コンボデッキなのでクリーチャーデッキに強いが、コンボデッキなので青に弱い。あとシナジーが多すぎて色々スタックに乗りまくるので、操作に不慣れだとあっという間に時間切れ。
予選ラウンドはボロス→セレズニア→セレズニア→セレズニアと当たり、3戦目の相手の致命的ミスプレイにも助けられて4連勝、IDIDでTOP8入り。
そして準々決勝もお客様のセレズニア。だが余りにも酷いぬる引きを見せ付け、いつも通りの1没…。《木彫りの女人像/Carven Caryatid》を回しまくりの土地を引きまくりのとか。PETOP8の戦績が1没9割・優勝1割とか駄目過ぎる。誰か慰めて。