公式サイトにて、いくつかのMOヴァンガード・アバターの初期手札・ライフに対して修正が行われることが発表された。修正の適用時期は明記されていないが、おそらく禁止・制限カード更新と同時の9月26日ではないかと思われる。
個人的にずっと切望していた《放蕩魔術師/Prodigal Sorcerer》に加え、《呪われたミリー/Mirri the Cursed》《野蛮な地の鬼/Oni of Wild Places》といったメタの頂点に立つアバター全てに弱体化が加えられたのは喜ばしいことだ。でも《ドラゴンの嵐/Dragonstorm》が消えた今、《放蕩魔術師》弱体化はやや遅かった感がある。
以下修正された理由を意訳で紹介する。増えるものは青字、減らされるものは赤字にしてある。
《呪われたミリー/Mirri the Cursed》
手札8→7、ライフ19→14
クリーチャーデッキをほぼ殲滅するというゆがんだメタゲームを生み出してしまったための弱体化。
《野蛮な地の鬼/Oni of Wild Places》
手札8→7、ライフ18
《巣穴からの総出/Empty the Warrens》《怒りのもや/Haze of Rage》による圧倒的スピードは見逃せない。
《放蕩魔術師/Prodigal Sorcerer》
手札8→7、ライフ22→25
既存のスタンダード・デッキにこれを単に加えるだけで、手軽に強力なヴァンガード用デッキが出来てしまい、しかも手札が多いのは面白くない。
《アーナム・ジン/Erhnam Djinn》
手札6→7、ライフ23
カジュアルプレイヤー向けの強化。
《ゴブリンの戦長/Goblin Warchief》
手札7→8、ライフ22
上と同様、初期アバターをいくつか強化することによって初心者でも楽しめるように。
《特務魔道士ヤヤ・バラード/Jaya Ballard, Task Mage》
手札6→7、ライフ22→21
不安定な能力の割には、手札が少なすぎた。
《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni》
手札6→7、ライフ17
他の主力級アバターの手札が8なのに、能力込みでも6枚だと少なすぎた。
《白金の天使/Platinum Angel》
手札6、ライフ11→18
能力自体は強力なので最初は設定を低くしていたが、まあいいだろうと。
《地獄の番人/Hell's Caretaker》
手札5→6、ライフ18→16
前回は大幅な弱体化(ていうか死刑宣告)がされたが、もはや《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star》をはじめ神河レジェンド・ドラゴンはいない。